毎日チェックしている複数のウェブサイトを一気にSafariで表示できたら便利だと思いませんか?
Macではブックマーク内のフォルダにまとめておけば「新規タブで開く」をタップして一気に開くことができます。
しかし、iPhoneではフォルダ内のブックマークを一気に開くことができません。何かいい方法はないかと考えていたところ、とあるアプリを使用することで解決することができましたので、その方法をご紹介したいと思います。
「Workflow」
そのアプリの名はずばり「Workflow」。Workflowは様々なアクションを組み合わせて処理を自動化するアプリです。Macで言うところの「Automator」に相当します。アクションの組み合わせ方は無限大で、このアプリだけで驚くほど多様なタスクを実現することができます。
手順
Workflowを起動するとこのような画面が表示されます。「Post To WordPress」は僕が過去に作成したワークフローです。新しいワークフローを作成するために「Create Workflow」をタップします。
ワークフローが表示される画面です。今はまだ空っぽです。画面を右にスワイプします。
オススメのアクションが表示されます。さらに右にスワイプします。
アクションの一覧が表示されます。下にスクロールします。
「Scripting」を選択します。
「List」を右にドラッグします。
「List」が追加されました。
Safariで開きたいページのURLをこのように入力します。
次のアクションを追加するために画面を右にスワイプして「Web」を選択します。
「Open URLs」を右にドラッグします。
「Open URLs」が追加されました。右上の歯車マークをタップします。
ワークフローの名前やアイコンを設定することができます。僕は「アプリサイト」という名前をつけてアイコンを地球儀に設定してみました。
ワークフローを便利に使用するためにウィジェットエリアに登録してみます。ホーム画面を右にスワイプして「編集」をタップします。
「Workflow」を選択します。
「Manage Workflows…」をタップします。
先ほど作成したワークフローにチェックを入れます。
このように表示されるようになります。
また、登録したワークフローはWorkflowアプリのアイコンを強く押すことでも表示することができます。※iPhone 6s以上
「アプリサイト」をタップするとSafariが起動してこのような画面が表示されます。「Continue Opening URLs」をタップします。
このようにページが一気に複数開きます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。RSSに対応しているサイトならばRSSリーダーで更新情報のみをチェックするのが効率的ですが、そうでない場合は今回の方法を用いるとかなり楽にチェックすることができると思います。あまり多くのタブを一気に開きすぎると処理落ちしてしまう可能性があるので気をつけてください。