かなり面白いゲームを見つけてしまった。雰囲気もBGMもパズルも最高なゲームだ。
ゲームシステム
ゲームのルールの説明は少し難しい。ルールが難しいわけではないのだが、言葉にするのが難しいのだ。「How to Play」があるのでそれを載せておく。ちょっと日本語がおかしいが、意味はわかるはずだ。
このゲームはボールを移動させてゴールに導くゲームだ。ボールは単独では移動できない。隣り合ったボールを飛び越えることで移動することができる。飛び越えられたボールは消滅する。ボールは2つ以上のボールを飛び越えることはできない。
試しに問題を見てみよう。画像左が最初の状態だ。まずは矢印のようにボールを移動する。
すると、画像左のようになる。次に矢印のようにボールを移動すると、ボールが左下に移動する。さらにそのボールは真上のボールを飛び越えてゴールに向かう。これでゲームクリアだ。
先ほどの問題は簡単だったが、ステージを進むと徐々に難しくなってくる。白線の方向には飛び越えられない。
今までのゴールを目指すタイプのパズルはストーリーモードのものだ。ストーリーモードでは狐が生きがいを求めて旅をするらしい。日本語が変なのでよくわからないが。だが、絵は美しい。
そしてこちらがエンドレスモード。エンドレスモードにはゴールがない。その代わり、一手動かすとボールが増殖し、ボードを埋め尽くしたらゲームオーバーだ。画像左が最初の状態で、画像右が何手か進めた状態だ。濃さの違うボールがあるのがわかると思うが、ボールが他のボールを飛び越えると色がどんどん濃くなっていく。4回飛び越えると特殊なボールになり、十字にボールを消してくれる。いかに多くの特殊なボールを作ってボールを消せるかが勝負になってくる。
総評
まず絵が美しい。ストーリーはよくわからないが、狐はかわいいし、ステージをクリアすると花が咲く。そして狐はどんどん上に移動していって、次の島に移る。島ごとに特徴的なビジュアルをしている。単純なパズルだけではないのがよい。あと、BGMもいい。水のせせらぎ、虫の鳴き声。癒される。
パズルもオリジナリティがあっていい。ルールは簡単だが、かなり頭を使う。自分でもわからないまま試しにボールを動かしてみるとそんな動きをするのかという動きをしてあっという間にクリアしてしまったなんてこともある。もちろん、ボールの動き方は決まっているので、ちゃんと考えればわかるのだけど。「このルートからゴールするんだろう」という予想を裏切ってくることが結構あって面白い。パズル好きな人はまずハマるし、パズルにそこまで興味がない人でも雰囲気にハマる可能性がある。かなりおすすめしたいゲームだ。