「くるピタ」はくるっとピースを回してすべてのピースをピタッとつなげることが目標のゲームだ。
レベルは「きほん」〜「てんさい」まで。それぞれ50ステージある。全部で400ステージとボリューム満点だ。
やり方は簡単。ピースを回転してすべてのピースをつなげたらクリア。
「きほん」のステージ1。これは余裕。ピースをいじっていればどれをどういう向きでつなげればいいかわかってくる。
これは「てんさい」のステージ1。ピースの数が多いし、もはやピースが四角形ですらない。六角形となると六辺のつながりを考えないといけないので、かなり大変そうだ。
総評
ルールは簡単でエフェクトに派手さもないが、なぜかハマるゲームだ。何が面白いんだろうか。次にやるべきことがわかる感覚、わかっていたようで実際にピースを動かしたらわかっていなかったという失敗。失敗してもすぐに次の手がわかる。失敗したからこそこの手が正しくないことがわかり、次の手の選択肢を狭められる。謎が現れては即座に解いてまた謎が現れる。謎を解くたびに「わかった!」という快感を得ることができる。これが多分ツボなのだろう。ゲームには現実世界で得がたい達成感や成長などの報酬を手軽かつ迅速に得られるツールとしての側面があるが、このゲームはそれをギュッと凝縮したまさにミニマリズムなゲームだ。パズル好きの方なら間違いなくハマるだろう。