「Revolve」は近未来都市を舞台に始まる学園ジュブナイルストーリーとトレーディングカードゲームが融合したゲームだ。現在はオープンベータテスト中。データは正式サービス開始後にも引き継げる。声優には小野大輔、梶裕貴、小林ゆう、沢城みゆき、花澤香菜、水瀬いのりを起用するという豪華っぷり。
ゲームシステム
ゲームは不思議な少女との出会いから始まる。少年はカードを具現化する能力を持つ「カラス男」を追うことになる。
では、さっそくカードバトルのルールを説明しよう。画像はバトルが始まったところだ。プレイヤーは20枚のカードでデッキを構成する。プレイヤーにはそれぞれライフがあり、ライフが0になると負けだ。
まず、プレイヤーはそれぞれデッキから4枚のカードを引く。先攻のプレイヤーはさらにデッキから1枚カードを引き、場にカードを出したりする。
場は前衛と後衛とに分かれている。前衛はアニマゾーン、後衛はトリガーゾーンと呼ばれる。
アニマゾーンにいるアニマは数値の分だけ攻撃力を持つ。敵のアニマゾーンにアニマがいる場合、アニマ同士でバトルが発生する。攻撃力の高いほうが勝利し、敵のアニマを破壊し、攻撃力の差だけ敵のライフを削る。攻撃力が同じだった場合には両方のアニマが消滅する。敵のアニマゾーンにアニマがいない場合には敵を直接攻撃できるぞ。
トリガーゾーンには1ターンに1枚だけトリガーをセットすることができる。トリガーは様々な条件で効果を発動できる。トリガーは自分のターンで伏せたあとの敵のターンから発動することができる。
Revolveで特徴的なのはマテリアルシステムだろう。マテリアルは使い終わったカードが送られるところで、破壊されたアニマや使用済みのトリガーが送られ、1つずつ数字が増えていく。各カードにはコストが存在し、アニマゾーンに送るときやトリガーを発動するときにマテリアルからコストを支払うことになっている。ターン中に一度だけ手札からマテリアルにカードを送ることができる。使用されたマテリアルはデッキの一番下に送られる。
カードにはアニマゾーンにいるときの効果とトリガーゾーンにいるときの効果が定められている。
総評
このゲームはスマホでカードゲームが遊べるようにとライトな作りになっている。デッキの枚数も少ないし、カードの効果は単純なものが多い。筆者はカードゲームのプレイヤーではないが、物足りなさを感じた。遊戯王がスマホゲームになっていたり、大手がカードゲームアプリを出していたりする中でどれだけ戦えるかは疑問だ。