WorkFlowyはテキストしか扱うことができませんが、WorkFlowyで画像を扱いたい人はそこそこいるはず。Twitterやブログで画像の扱いに言及している人がちらほらいることからもそれがうかがえます。画像を表示する方法はいくつかあるのですが、その中でも便利な方法を見つけたので紹介したいと思います。
解説
具体的な方法はこちら(jonleung/workflowy-images)のページにすべて記されているので、英語を読める方はリンク先を読んでください。以下では英語を読むのが難しい方のために簡単に手順を説明します。※Chromeを利用している方は以下の手順を踏む必要はありません。WorkFlowy Imagesで拡張機能をインストールすればおしまいです。
Tampermonkeyのインストール
まずはTampermonkeyをインストールします。Firefoxを利用している方は「Greasemonkey」というアドオンをご存知かもしれませんが、TampermonkeyはFirefox以外のブラウザでもスクリプトを実行するための拡張機能です。FirefoxでGreasemonkeyを利用している方はGreasemonkeyにスクリプトを追加しても動作すると思います。
スクリプトを追加する
Workflowy Image tampermonkey scriptにアクセスして全文をコピーしてください。
Tampermonkeyのボタンをクリックして「新規スクリプトを追加」を選択します。
すでにエディタ内に書かれているコードを削除して先ほどコピーしたコードを貼りつけてください。このように貼りつけられたら「保存」ボタンをクリックしてください。
画像を貼りつけて表示する
画像のURLを貼りつけるとこのように画像がインライン表示されます。
Tampermonkeyが正常に作動しているとこのような表示になります。
このスクリプトではURLの末尾が.png、.jpeg、.gif、.bmpになっているものは自動的に画像が表示されます。それ以外の形式では

のようにマークダウン記法で記述することで画像を表示することができます。
おわりに
WorkFlowyで画像をインライン表示できるようになると用途の幅が広がりますね。WorkFlowy自体にアップロードすることはできないので別のサーバーにアップロードしなければなりませんが。
僕は主にブログの下書きに利用しているので、画像を見ながら文章を書くことができるのはありがたいです。手順としてはWordPressに画像をアップロードして画像のURLを取得し、WorkFlowyに貼りつけるといった感じです。ただ、ブログで画像を表示するためにはimgタグで囲ったり、中央寄せにしたりサイズを変更したりと素のURLを貼りつける以外にもやることがあるので、結構まどろっこしいです。この方法でブログの下書きを書くかは微妙なところです。やっぱりWorkFlowyではテキストだけを扱って、下書きができたらWordPressにテキストを貼りつけて画像を挿入するのが楽な気がします。別に画像の中央寄せやサイズ変更をしない方ならばマークダウン形式で記述しておけばWordPressに貼りつけたときに自動的に画像を表示することができるので、便利かもしれません。ブログの下書きではなくて、単にWorkFlowy内で画像を表示したい場合には最高の方法だと思います。
皆様によきWorkFlowyライフを!
あ、ちなみにWorkFlowyの類似サービスのDynalistではマークダウン記法で画像のURLを記述するとPro版ではインライン表示、無料版ではリンクにカーソルをホバーすると画像が表示されます。さらにPro版だとDynalistのサーバーに画像をアップロードすることもできます。WorkFlowyの記事で言うのもどうかと思いましたけど。
Dynalistはいいサービスなんですが、まだiOSアプリが出ていなかったり、ハサミスクリプトのようなブックマークレットがなかったりして使いづらいんですよね。ブックマークレットはWorkFlowy用のを改造すれば作れるかもしれませんが。WorkFlowyにはMemoFlowyやHandyFlowyなどの便利なアプリがあるのが大きいですね。Dynalistもどんどん進化していくと嬉しいです。