- 100社全落ちした
- 内定ないまま卒業した
- 新卒と既卒はそんなに変わるものなの?
そんなお悩みを解決します。
どうも、元引きこもりニートのぴえです。5年間に及ぶ地獄の引きこもり生活を抜け出し、現在は大手企業で営業マンとして働いています。
内定がもらえないまま卒業して不安な方はいないでしょうか。
僕自身も新卒就活に失敗し、既卒で就活をする際は怖かったです。
「既卒だと新卒よりも厳しいからどこも受からずにフリーター人生なのかな…」
「このまま人生終了?」
そこで本記事では、新卒で内定がないまま卒業しても既卒で大企業に入る方法について解説します。
お悩みの方はぜひご覧ください。
新卒と既卒は何が違うの?
「新卒で就活に失敗して、内定がないまま卒業したら人生終了…」
「既卒では厳しいから就職浪人しろ!」
こういった意見を聞いたことがないでしょうか。
これは新卒と中途採用の違いからくるものです。
以下で詳しくご説明します。
新卒より中途採用の枠は少ない
既卒になった場合は、新卒枠ではなく中途採用枠の求人に応募することになります。
新卒で10人募集している企業でも、中途採用は2,3人募集していればいい方です。
というのも、基本的に中途採用は欠員補充の要素が強いからです。
人が辞めて足りなくなったから募集するという感じですね。
なので新卒とは違う枠で戦い、その枠も少ないということです。
新卒はポテンシャル、中途採用は即戦力を求められる
新卒と中途採用の大きな違いは、即戦力として使えるかを見られる点です。
新卒は社会人未経験が当たり前なので、採用する企業は育成したら伸びそうかというポテンシャルを重視しています。
採用してすぐに使えなくても、育てていけば将来的に使える人材になってくれればOKというスタンスですね。
一方の中途採用では、採用後にすぐに他の社員と同じように働いて戦力になってくれるかを見ています。
基本的には前職と同じ業界、同じ職種であることが望ましいです。
ですが業界が違っても、職種が同じであれば比較的すぐに戦力になってくれると思い採用されやすいです。
例えば前の会社では人材業界で営業職として働いておりIT業界の営業職を希望していると、採用する企業は
「業界は違うけど同じ営業の仕事だしすぐに結果を出してくれるだろう」
と思い受かりやすいです。
ですが社会人未経験の既卒の場合、前職の経験がないため即戦力にはなれません。
そのため経験者を優遇したり、「すぐに使えないのなら、若くてポテンシャルのある新卒を取りたいな~」と思われてしまい採用確率は落ちます。
既卒は職務経歴書を書かなくてはいけない
僕自身が既卒で就活をする際、まず驚いたのがこの点です。
既卒の場合、中途採用の枠で受けるため職務経歴書を書かなくてはいけません。
職務経歴書というのは今までどんな仕事をしてきたかやそこでの実績を書く書類です。
企業の採用担当は、それを見て「ウチで使える人材か」を判断します。
ですが既卒は新卒と同じでバイトくらいしか経験がないので書くことがありません。
にもかかわらず新卒と違って、中途採用と同じように職務経験を見られてしまうのです。
既卒でも大丈夫な理由
前項までは新卒と既卒、中途採用の違いについて解説しました。
ここまで聞いて
「内定がないまま卒業したら既卒になって詰みじゃん…」
と思った方もいますよね。
ですが安心してください。
20代であれば既卒でも、新卒と同様にポテンシャル採用のところが多いのです。
今が好景気で売り手市場なのもあり、求人数が多いわりに求職者は少ないです。
なので企業も人手不足でえり好みしている場合ではないと気づいたのでしょう。
以前よりも即戦力にならない未経験OKの求人が増えました。
それにより、社会人経験がなくても書類選考を通過したり、面接でもバイト経験で自己PRすることも可能になりました。
特に20代の若者は新卒でなくても育てていこうという風潮になってきているので、ポテンシャルを見てもらえます。
既卒でも新卒と同じように就活できるということです。
既卒で大企業に入るには?
「既卒で大企業なんて夢物語でしょ…」
そんな声が聞こえてきそうですけど、実は全然狙えるんです。
その理由が下記の通りです。
大企業はあらゆる面で強い
いくら新卒で失敗して既卒になったからと言って、妥協して中小零細企業には行きたくないですよね。
やはり大企業は給料や休日、退職金などの条件が整っています。
それに大企業から中小は行けますが、中小から大企業に行くのは難しいです。
実際、学校を卒業して初めて入った会社は最終学歴よりも重要と言われています。
国立大学を出て中小に入った人とFランを出て大企業に入った人が転職面接で来た場合、後者のFラン卒大企業勤務が選ばれる可能性が高いです。
もちろん個人のスキルやコミュ力、実績が最重要です。
ですが大企業に入るだけの力があり、規模の大きいビジネスを経験してきたと評価されるため、やはり大企業の勤務経験があるというのは強いです。
なので、皆さんにもこの機会に大企業の正社員としての経歴を身につけ、一発逆転してほしいです。
既卒におすすめの穴場大企業
いきなり現実を突きつけますが、東証一部レベルの大企業はさすがに諦めましょう。
そういう企業は新卒で入って定年まで勤めあげるという完全なレール制になっています。
そこに中途採用、既卒として入るのは新卒で入るよりもさらに難しいです。
ですが、東証二部レベルの大企業であれば全然可能です。
サントリーのような非上場でも大手で安定性のある企業も実は結構あるので、そういう企業を狙いましょう。
今は売り手市場なのもあり求人の数が多く、探せばいくらでもあります。
既卒で大企業に入る方法
既卒で大企業に入るには、就職エージェントに頼るのが最善策です。
というのも、僕は就職する際はハローワークかエージェントを勧めています。
ですが大企業に入りたいとなると、ハローワークには中小企業の求人しかないため難しいです。
また、求人サイトで自分で探すにしても、未経験OKの大企業は少なく、自分でそれを見つけるのはほぼ不可能に近いです。
そのため、エージェントに登録してアドバイザーの方に自分の経歴や求人の希望を伝えて、受かりそうな大手の求人を探してもらうことがおすすめです。
就職留年vs就職浪人
内定がないまま卒業して既卒になるよりも、就職留年することを勧めるサイトも多いですよね。
確かに就職留年は、新卒と同じ枠で戦えるというメリットはあります。
ですが同じ枠で戦ったとしても、単純に年齢が上なので他に強みがないと普通に競り負けます。
一方の既卒の場合も、中途採用枠という枠の少ない中で戦うことになり、競合も社会人経験があるので強いです。
就職留年と就職浪人、両者ともに一長一短あると思います。
ですが個人的には既卒をおすすめします。
なぜなら、同じくらいきついならシンプルに学費の無駄だからです。
1年の留年で100万円(理系なら150万円)かりますが、そこまで既卒と難易度は変わりません。
なので投資額に対するリターンがほぼ無に等しいです。
それに留年して不安な中で就職するよりも、一回卒業してしまって大卒の肩書を確定させた方が精神的にも楽です。
まとめ
今回は、新卒と既卒の違いや内定がないまま卒業しても既卒で大企業に入る方法について解説しました。
まとめるとこちらの通りです。
- 新卒と既卒の違い
- 既卒でも大丈夫な理由
- 既卒におすすめの穴場大企業
- 既卒で大企業に入る方法
- 就職留年と就職浪人どっちがいい?
内定がなくても人生は終わりません。既卒でも諦めずに受けまくりましょう!
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