引きこもりニートが資格を取っても無駄なのか?【おすすめ資格を紹介】

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ぴえ

・HSPと対人恐怖症を抱える20代会社員
・引きこもりニート向けブログを運営
・5年間の引きこもりを自力で克服したノウハウを発信中

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どうも、元不登校のぴえです。

「資格って役立つの?」

「実務経験がないと意味ないのでは?」

「難関資格とって一発逆転目指すぞ!」

資格についてはネット上でも賛否両論いろんな意見がありますよね。

今回は、引きこもりニートは資格を取るべきなのかについてお答えいたします。

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いろいろ意見があると思うけどズバリ答えるよ!

資格勉強は逃げ?無意味?

結論、資格勉強は引きこもりニート脱却にかなり良い方法です。

ただし注意点もあります。

順を追ってご説明します。

資格を取った方が良い理由

自信がつく

自分で資格を取ると決め、申し込み、試験日から逆算して勉強計画を立てる。

そして参考書を日々解いていき知識を身につけ、本番も緊張の中で試験を受け、合格を勝ち取る。

この一連の流れで得られる達成感は必ず自信につながります。

引きこもりニートの状態だとなかなか自信を持ちにくいですが、この資格取得による成功体験は精神的に大きいです。

面接でも語れますし、メンタルが向上するので色々とうまくいきます。

面接官にポテンシャルを感じてもらえる

資格を取得している事実は、計画性をもって主体的に勉強に取り組める証明になります。

そのため、面接官が

「入社してからも真面目に業務に取り組んでくれるだろう」

と思ってくれることもあるでしょう。

有名大学を出たり大企業からの転職者にはかなわないかもしれません。

ですが、高卒や大学中退の方が競合ならば話は変わります。

資格を持っていてかつ取得のための努力を論理的に語ることができれば、ポテンシャルを感じて採用してもらえることが結構あります。

一生使える

履歴書には、学歴、職歴と同じく、資格欄が必ずあります。

つまり、一度資格を取れば一生そこに書けるということです。

もちろん学歴や職歴ほどは重視されません。

ですが資格欄が空欄だと印象は良くないので、そこが埋まっているだけでマイナス評価をされなくて済むのです。

むしろ、学歴や職歴に自信がない引きこもりニートは資格欄が挽回できる大チャンスなのです。

生かさない手はありません。

おすすめの資格

ITパスポート

ITの基礎的な国家資格です。

知名度があまり高くないがゆえに

「ITの資格なんだ。パソコン結構使えるんだね」

と実際の面接で評価されたこともあります(笑)

特におじさん世代が面接官の場合に顕著ですね。

IT業界の場合は例外でそこまで評価はされません。

ただ基礎は身につけていると見られるのでないよりは有利です。

FP2,3級

個人に関するお金の知識が幅広く学べます。

金融業界に就職する人は必ず取らされる資格ですが、関係ない業種でもめっちゃ役立ちます。

年金や税金、ローンなど、僕たちの生活に直結する知識なので面白いです。

取得の難易度はそこまで高くなくトータル100時間勉強すれば取れるのに、国家資格なので社会的な評価が高いというコスパの良い資格です。

日商簿記2,3級

これはいろんなサイトでおすすめされてますよね。

企業は経済活動をする上で必ず簿記を使います。

そのためどの企業にも経理職があります。

その知識を知っておくことは、資本主義経済の基礎を理解できますし株にも興味が湧くと思います。

ただ、民間資格ですし、内容も上二つよりは実際の仕事や生活で役立つ場面は少ないです。

また、商業高校なら持ってて当たり前の資格なので、難易度の割にはそこまで評価はされません。

おすすめしない資格

宅建

皆さんも耳にしたことがある資格だと思います。

こちらの資格は世間が思っているより難易度が高いです。

内容も難解な法律ですし、試験自体が年に一回しかないため、一度落ちると1年間を棒に振ってしまいます。

コストとリターンが割に合わないのでお勧めしません。

業務独占資格

意外かもしれませんがお勧めしません。

「え?いろんなサイトでおすすめしてたんだけど…」

と思った方が多いと思います。

でもよく考えてみてください。

電気工事士、介護福祉士、登録販売者…

あなたは本当にやりたいですか?

やりたいのであれば全然大丈夫ですが、引きこもりニートの大半の方は普通の仕事がしたいのではないですか?

もしそうなら、業務独占資格は時間がかかる割に何の意味もないのでやめましょう。

先ほどおすすめした資格をサラッと取って普通に就職した方が年収も将来性もあります。

資格勉強の注意点

ここまで資格を勧めてきましたが、難関資格で一発逆転を目指そうとするのはやめてください。

僕もそうでしたが、引きこもりニートは弁護士や公務員を目指して浪人を繰り返してしまう傾向にあります。

それを目指して40,50歳になり取り返しがつかなくなった人がごまんといます。

もちろんこれらの仕事は難しい分給料も安定性も高いですが、受からなければ人生詰みます。

資格は簡単なのを取って、あくまで正社員就職のための補助として使いましょう。

また、資格は武器にはなりますが、ずっと資格勉強だけして就職することから逃げないでください。

いつまでも武器を研いでいても狩りに出なければ獲物は得られませんよね?

ちゃんと狩り場に出ることが大切です。

個人的には、資格を取ってから動き出すのではなくアルバイトしながら資格を取るのがよいと思います。

半年~1年間アルバイトで社会経験を積みながら資格勉強をして取得し、その二つの経験を正社員就職の面接で語ることで良い企業に就職できます。

まとめ

今回は引きこもりニートは資格を取るべきかについてご説明しました。

資格勉強は良い面も悪い面もあるので、ご説明したポイントを意識して取り組んでみてください。

皆さんが資格を武器に就職して引きこもりニートを抜け出せることを祈っています。

それでは!

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