- 大学に馴染めなくて辞めたい
- 不登校の引きこもり状態で苦しい
- 大学中退は高卒より上なの?
- 就職は不利になる?
そんなお悩みを解決します。
どうも、元引きこもりニートのぴえです。5年間の不登校を経験し、今は社会復帰してサラリーマンとして働いています。
「大学に馴染めなくて辞めたいと思ってるけど、就職で不利にならないか不安で悩んでいる…」
という方はいないでしょうか。
僕も高校と大学で不登校を経験し、大学中退を検討しました。
ですが、世の中には大学を中退した人は多数派ではないし、ネットにも正しい情報は少ないと思います。
そこで本記事では、大学中退と高卒の違いやメリットについて解説します。
お悩みの方はぜひご覧ください。
大学中退と高卒の違い
書類の上では高卒と同じ扱い
大学中退は履歴書などの書類の上では高卒と同じ扱いとなります。
求人の応募要件に「高卒以上」と書いてあれば応募できますし、「専門卒や大卒以上」と書いてあれば応募できません。
就職での学歴というのは最終学歴を指します。
つまり最後に卒業した学校のことですね。
高校卒業後に大学入学して中退した場合は、最後の卒業が高校になるので高卒と見なされるということになります。
その他の例をあげると下記のようになります。
高校卒業、大学入学、大学中退→高卒
高校卒業、一般企業に入社→高卒
中学卒業、高校入学、高校中退、高認試験、大学入学、大学中退→中卒
高校卒業、大学入学、大学中退、専門入学、専門卒業→専門卒
面接官の印象は異なる
では大学中退は高卒は何が違うんでしょうか?
それは採用担当者や面接官が受ける印象です。
大学を中退した場合、必ずなぜ大学に入ったのに途中で辞めたのかと聞かれます。
それは「うちに入社してもまた辞めないだろうか」
と考えるからです。
ここが純粋な高卒とは違うポイントにはなりますが、しっかりと中退した理由や反省、やる気を伝えられれば大丈夫なことが多いです。
高卒と比較した大学中退のメリット
「高卒と同じ学歴なら、大学中退って学費がかるし社会に出るのが遅くなるから損じゃない?」
と思いますよね。
実は大学中退ならではのメリットもあるんです。
それは「大学生活への憧れがない」ということです。
大学中退者の場合、実際に入学して大学生活を経験しているので、そこへの未練がなくなります。
一方高卒で大学生活を経験しなかった場合、やはり未知のもののため、大学生活への憧れを抱きます。
「もし入っていたら楽しいキャンパスライフを送れたのに…」
とコンプレックスを持つ方も多いです。
実際は大学生活を本当に楽しんでいるのは一部の陽キャだけなんですけどね(笑)
大学中退をおすすめする人
正直な話、大学を卒業するに越したことはありません。
やはり現代では大卒が多数派のため、高卒だと不利になる面は多いです。
しかし、その中でも中退したほうがいい人もいます。
それは、留年したり不登校でありながら何もしない人です。
留年や不登校でダラダラと過ごしているのであれば、卒業できる見込みは低いです。
その間にも年間100万円以上の学費と、月々15万円の生活費が湯水のように流れています。
存分に遊んだり、興味のある分野を勉強したり、新しいことに手を出してみたり、趣味に没頭するのであれば、仮に中退してしまったとしても有意義な経験になります。
しかし、何もやる気が起きなかったりゲームで時間を潰しているのであれば、すぐにでも退学した方がいいでしょう。
悩んでいる人へ
悩んでいる時間は無駄
中退するか大卒するか悩んでいる人も多いでしょう。
ですが悩む時間は無駄です。
その間にも学費がかかっていますし、同世代の方も社会人経験を積んでいて差は広がるばかりです。
生涯収入もその分だけ減っていきます。
中退にしろ復学して卒業を目指すにしろ、早く決めることが大事です。
体験談
僕は「絶対大学に復学して卒業するなんて無理だな」と思いつつも、ダラダラ辞めることを先延ばしにしていました。
ですが筋トレやおしゃれ、恋愛をするようになったことがきっかけで自信がつき、大学を卒業することができました。
なので急がずゆっくりタイミングを待つのも手ではあります。
どちらにせよ自分で決めて行動しないといけないんだね
まとめ
今回は大学中退と高卒の違いついて解説しました。
まとめるとこちらになります。
- 大学中退は高卒と基本的には同じ扱い
- 面接官の印象は変わる
- 大学中退は「大学生活への憧れがない」というメリットがある
- 留年したり不登校でありながら何もしない人は大学中退がおすすめ
悩んでいる時間はもったいないので、今すぐ行動しましょう!
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